ゆるっと母さんのなんとか子育て絵日記

40代で出産したママの日常を綴っています。6歳差の姉弟育児。(姉2013年生まれ、弟2020年生まれ)

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発達ゆっくりさんのトイトレ事情。おすすめの絵本も!

入園までにトイトレを完了する!

入園する幼稚園は、おむつNGでパンツ登園という決まりの幼稚園でした。

そこで2月生まれの息子のトイトレを3月中の1カ月で完了する!という目標をたてました。

 

その頃のお話です。

 

いろいろ調べた結果、本人が出たという自覚を強くもたせるため、おむつからいきなりノーパン!にするという方法を選択しました。

 

後始末が大変、寒い季節で風邪を引くなどリスクを負っての判断です。

 

トイトレ方法は冬で寒いけど、ノーパンを選択。

当初は一週間ぐらいではずれると予想していた楽観的すぎる母。

 

だいぶ甘かった…

 

相手は発達ゆっくりさんでスムーズにいくわけもなく…。

朝はトイトレ天使、夕方にトイトレ鬼!

トイトレ。朝はやる気に溢れ、夕方にはイライラマックス。この繰り返し。

 

朝はやる気も余裕もあって、漏らされても粛々と後始末ができる。トイレでしようねと優しく声がけをすることもできていました。

しかし、40代も半ばの母は、夕方になると電池切れに…。

 

徐々にイライラしだし、それが息子に伝わり、漏らす頻度が急増、わかってはいても怒ってしまう至らぬ自分。。

 

そこで終了。

 

翌朝になるとまたリセットされる母の心。

 

夕方に鬼

 

ひたすら、この繰り返しの日々でした。

 

トイトレで検索してはよいと書いてあることはすべて行いました。それはもう必死に。

 

トイトレ YouTube作戦

YOUTUBEのトイトレ関連の動画を見せてみる。トイレのかわいいアニメーションと同じ年齢の子供がトイトレをがんばってる動画。

 

YouTubeのトイトレ用のかわいいアニメーションは見るものの、明らかにただ楽しんでいるだけというかんじでなんの変化も起きませんでした。

 

こんな風にはずしました!というトイトレの様子を撮影した動画は、見る度にやる気を失い、見ない、しまいには画面を消してくれとなりました。

 

目標にしていた1週間をなんの進展もなく過ごし、母のストレスの許容範囲を超え、子供も自信をなくし?

 

不穏な空気に包まれる日常。

 

トイトレがもたらす闇

子供もママもストレスマックスのトイトレ。行きつくとこまで行きついた。おしっこの上に足踏み。母の絶望。

 

おしっこの上を小走り、これは堪えました。

 

やはりこの子には何かあるのかと、そんな不安までマックスになり、完全にトイトレは暗礁に乗り上げることに。

 

家にいては自分が崩壊してしまいそうで、週末ひとりでおでかけしてリフレッシュしないとどうにかなりそうでした。

 

でも、一度母になると、出かけていても頭から離れないんですよね。

本屋でトイトレ用の絵本を購入することにしました。

 

トイトレ 絵本作戦

本屋でトイトレの絵本を探す。種類がたくさんあって迷う。

 

大きな本屋に行ったということもあり、トイトレ絵本がたくさん!

排泄物をかわいらしく描いたものや、どうぶつなどほかの生き物が登場してトイトレを促すものなどいろんな種類があって、とりあえず全部に目を通して、すごく迷いました。

 

ほんとにトイトレと一言で言ってもその絵本での表現の仕方が様々でした。

 

それで、ふと思い出したことがありました。

 

普段の生活や療育の様子を見ていて、抽象的な絵になると名称を答えることができないという場面を何度が目にしていました。

 

たとえば、こんなかんじです。

 

トイトレ 母の考察

抽象画だと理解できない二歳児。実物だと名称を答えられる。

 

この子には抽象的なものではなく、リアルな様子の絵本の方が伝わる!そう思い当たりました。

 

そこでぴったりだと思ったのが、トイレでできるようになる段階を追ったストーリーが展開される絵本。絵も漫画チックではなくリアルでかわいらしい絵です。

 

トイレでできた (モンテッソーリのせいかつえほん) [ 北川 真理子 ]

価格:1,430円
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感想(16件)

 

絵本はもともと好きな子なのですが、

この絵本は当たりでした!

読み終わり何回もアンコールされたのは、

この絵本と「さんびきのこぶた」くらいです。

 

何か感じているだなと思いました。

 

この絵本はママの方にも、癒しがあって。

 

子育て史上もっとも行き詰った出来事で、かなり視野が狭くなり、自分に限界を感じたトイトレでしたが、この一言が結構ささりました。

 

トイトレの金言と出会う母

「トイレでできた」を読んで何か感じている様子。三才なりたてのトイトレ。親も落ち着きを取り戻す。

 

実際、トイトレしているとそうは思えない状況でしたが、目には見えないけど、きっと何か学んでくれている(はず!)と思うと、なんだか涙が出ました。

 

子供にとっても、漏らすことは経過であって悪いことではない、失敗してもいい、ということが伝わった?ような気がします。

 

漏らしてるページを何度もみて、安心したような顔してた。

 

ほんと孤独な闘いで、正解がない中、この絵本に少し救われました。

 

結局、すぐにできるようにはならなりませんでしたが(汗)、…同じ特徴を持つお子さんとママにはおすすめしたいと思いました!

 

そして、、

トイトレの結果はどうなったかというと、、

入園1週間前頃におしっこの出し方を急にマスターしました。(謎)

 

入園後はどうなったかというと、幼稚園は定期的にトイレに連れていってくれるので、けっきょく漏らしたのは初めの数回でなんとかパンツ生活を送れています。

(うんちはトイレでできません。漏らしてきます。)

 

3歳半になった今でも自分から進んでトイレにいくことはまだ難しい面があり、トイトレは完了していないです。

 

とりあえず、第一関門は突破したので、あとは膀胱の発達を待つ、心の成長を待つ。

という気持ちで今はおります。

 

以上、我が家のトイトレのお話でした!